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金価格が急落した理由|9/28ゴールド相場の分析と今週の見通し

まなび
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2026年9月28日 · @manabu

2026年9月28日、金価格(ゴールド・XAUUSD)は週明けから一日を通して売られ、高値4278.52→安値4140.51と約138ドル急落しました。8月5日以来の安値です。下落の理由は、原油高を受けて米国の10月追加利上げ観測が強まり、米金利とドルが上がったことです。この記事では、今日のゴールドの値動き、下落の背景ニュース、テクニカル分析、今週の見通しを順にまとめます。

9月28日のゴールドの値動き(XAUUSD)

始値は4277.10で、金曜終値4285.17から約8ドルの窓を開けてスタート。今日の高値は寄り付き直後につけ、そこから一度も上に戻していません。値幅は138ドルで、直近20日平均(約95ドル)の約1.45倍でした。

時間(日本時間)値動きポイント
07:004277 → 4260窓を開けて下から始まる
09:00〜11:004260 → 4196東京時間に最初の大きな下げ(09時台だけで34ドル)
12:00〜14:004191〜4203いったん小休止
14:00〜18:104203 → 4140.51ロンドン時間に下げ再開、安値をつける
18:10〜21:004140〜4160安値から18ドルほど戻してもみ合い

※時刻はMT5のサーバー時間(UTC+3)に6時間を足した日本時間です。

金価格が下落した理由:原油高と米利上げ観測

今日の下げの流れは「原油高 → インフレ懸念 → 米追加利上げ観測 → 米金利・ドル高 → 金売り」です。地政学リスクが高まっているのに金が買われないという、いつもと逆の反応になっています。

  • イラン情勢と原油:トランプ大統領が、ホルムズ海峡を7日以内に再開するというイランの提案を拒否。原油先物は1%超上昇しました。米イランは今週交渉を再開する見通しですが、両者とも強硬で、打開の見込みは薄いと報じられています。
  • FRBの追加利上げ観測:FRBは9月15〜16日の会合で3年ぶりに0.25%の利上げを実施済み。CMEフェドウォッチでは、10月の追加利上げ確率が66〜70%程度まで織り込まれています。
  • 米金利とドル:米10年債利回りは5.23%と2007年以来の高水準。ドル指数は101.16前後で高値圏です。利息を生まない金にとっては逆風です。
  • 貴金属全般が安い:日本時間の午前中で、銀は2.6%安の62.64ドル、プラチナとパラジウムもそれぞれ2.1%安。金だけでなく、貴金属がまとめて売られました。

KCMトレードのティム・ウォーターラー氏は、インフレや雇用の指標が予想を上回れば、債券利回りの上昇圧力が続き、金にさらに重しになる可能性を指摘しています。金は1月につけた史上最高値(約5600ドル)から約25%下落した水準にあります。

ゴールドのテクニカル分析:レンジ下抜けとフィボナッチ

結論:9月のレンジを下に抜け、週足でも下降トレンドが継続中です。安値は8月の上げに対する78.6%戻し付近で止まっています。

  • レンジ下抜け:9月は4234〜4400あたりで推移。その下限の4234(9/16安値)と4244(9/24安値)を両方割り込みました。4140台は8月5日の急騰が始まった水準です。
  • 週足は高値切り下げ:週の高値は4696(8/25)→4510→4443→4400→4383と下がり続け、今週は安値も更新。ダウ理論でいう下降トレンドの形です。
  • 1時間足EMA:価格はEMA20(4199)、EMA50(4240)、EMA200(4301)のすべての下。完全な下向きの並びです。
  • 8月の上げに対するフィボ:7/29安値3995.83→8/25高値4696.58で引くと、61.8%戻し(4263.5)は今日の朝に割れ、安値4140.51は78.6%戻し(4145.8)とほぼ一致しました。
  • 安値後の5分足:4140.51→4159.48→4146.62と安値を切り上げていますが、4146〜4160のボックスはまだ抜けていません。4160.25を実体で上抜ければ短期的な反発が始まる形です。

今日の下げ(4278.52→4140.51)に引いたフィボの戻り目安です。

戻り価格重なる材料
38.2%4193.2昼の小休止ゾーン(4191〜4203)、1H EMA20(4199)
50%4209.5—
61.8%4225.89月のレンジ下限(4234)のすぐ下

最初の戻り売りの目安は4193〜4200。下側は4150・4000が意識される水準とされています(FXStreet)。

今週の注目イベント:PCE・雇用統計と金価格

今週は米国の重要指標が続き、「10月に追加利上げがあるか」を見極める週です。予想より強い数字が出れば金にはさらなる売り材料になります。

日付主なイベント
9/28(月)ボウマンFRB副議長、クックFRB理事が講演
9/29(火)消費者信頼感指数、JOLTS求人件数、ウィリアムズNY連銀総裁やウォラー理事らが講演
9/30(水)PCE価格指数、個人所得・支出、ADP雇用統計、4〜6月期GDP改定値
10/1(木)ISM製造業指数、新規失業保険申請件数
10/2(金)米雇用統計

米イランの交渉も今週予定されており、原油の動きを通じて金に影響しそうです。

ゴールドの今後の見通しとトレード戦略

今のルール(ダウ理論+フィボの押し目買い)では、今日はエントリーなしです。1時間足で高値を実体で更新していないので、フィボを引く起点がありません。

  • 売り目線で見るなら:4193〜4226への戻りを待ち、5分足で高値切り下げを確認してから。
  • 買いに戻る条件:1時間足が4234〜4244(9月のレンジ下限)を実体で取り戻せば、今日の下抜けはダマシだった可能性が出てきます。
  • 指標前後は慎重に:PCE・ISM・雇用統計の前後は値幅が大きくなりやすいので、検証ブックでも指標フラグを付けて記録します。

※本記事は個人の相場観と検証の記録であり、投資勧誘を目的とするものではありません。

まとめ:9月28日の金価格

  • ゴールドは約138ドル急落し、安値4140.51(8月5日以来の安値)
  • 下落の理由は、原油高による米追加利上げ観測と米金利・ドル高
  • 9月のレンジ下限4234を割り込み、週足も下降トレンドが継続
  • 戻りの目安は4193〜4226、下の目安は4150・4000
  • 今週はPCE(9/30)・ISM(10/1)・雇用統計(10/2)に注目

出典

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