金価格が4207ドルまで急反発した理由|ゴールド週間見通し(10/12〜)、戻り売りは4207〜4227
まなび
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金価格(ゴールド・XAUUSD)は、金曜日(10/9)に4130から4207まで約77ドル急反発し、4103〜4146のレンジを上に抜けました。米長期金利の低下とドル高の一服が主な理由です。4時間足は上向きに変わりかけていますが、日足はまだ下降トレンドの中の戻りです。この記事では、先週の振り返りと今週の見通しをまとめます。
Contents
10月9日(金)のゴールドの値動き(XAUUSD)
| 時間(日本時間) | 値動き | ポイント |
|---|---|---|
| 07:00 | 4130.05 | 金曜の安値 |
| 08:00〜09:00 | 4135 → 4150.59 | レンジの上限(4140〜4146)を上抜け |
| 10時台 | 4143 → 4175 | 1時間で約32ドル上昇 |
| 14:35 | 4207.66 | 週の高値。10/7の高値4170も上抜け |
| 21時台 | 4168.69まで押す | 4時間足EMA50(4168)と10/7の高値のあたりで支えられる |
| 週末の終値 | 4194.56 | |
| 10/12(月)朝 | 4184〜4195 | 窓はほぼなし |
※時刻はMT5のサーバー時間(UTC+3)に6時間を足した日本時間です。
金価格が急反発した理由
- 米長期金利の低下:米30年債の入札が好調で、長期金利が下がりました。米10年債利回りも2日続けて低下。利息を生まない金には追い風です。
- ドル高が一服:ドルの上昇の勢いが止まり、ドル建ての金が買いやすくなりました。
- イラン情勢と原油:トランプ大統領がイランとの協議を「生産的」と話し、中間選挙前に攻撃はしないと述べたと報じられています。原油が下がり、インフレと金利への圧力がやわらぎました。
- ただし利上げのリスクは残る:セントルイス連銀のムサラム総裁は、さらなる利上げが必要かもしれないと発言しています。
ゴールドのテクニカル分析:4時間足は転換しかけ、日足はまだ戻り
結論:「どちらとも言えない」位置まで戻ってきました。短い時間足は上向き、長い時間足はまだ下向きです。
| 時間足 | 状態 |
|---|---|
| 週足 | 始値4139.7、安値4066.4、終値4194.6。長い下ヒゲの陽線で、下げ止まりのサイン。ただ高値4207.66は前週の高値4278.52より低く、高値の切り下げは続いている |
| 日足 | 10/9の終値は10/7の大陰線の始値(4167)も上回った。それでも日足EMA20(4220)とEMA50(4276)の下 |
| 4時間足 | 10/7の高値4170を上抜けて高値を更新。価格はEMA20(4159)とEMA50(4168)の上。EMA200(4263)は上 |
| 1時間足 | EMA20(4183)がEMA50(4164)の上で、上向き |
先週の答え合わせ
- 先週は「下降トレンドの中のレンジ(4103〜4146)。上限の4140〜4146で戻り売り」という見方でした。木曜まではこのゾーンが3回上値を止めています。
- 金曜の朝、同じゾーンで売っていた場合は、09時台の高値4150.59で損切り(4150前後)に当たっていました。ルールどおりでも約5〜10ドルの損切りです。
- 「4時間足の終値が4146を上回ったら戻りが深くなる」というシナリオがそのまま起き、次の壁としていた4162〜4171も勢いで抜けました。損切りを小さく決めておいたことで、シナリオが外れても損失は限定的でした。
今週のゴールドの見通し
| 方向 | 水準 | 意味 |
|---|---|---|
| 上の壁 | 4207〜4227 | 金曜の高値4207.66、日足EMA20(4220)、雇用統計の高値4226。戻り売りの本命 |
| その上 | 4250〜4278 | 9/28の高値4278.52(週足の戻り高値)。日足の終値で抜ければ下降トレンドは終わり |
| 下の支え | 4168〜4175 | 4時間足EMA50、10/7の高値、金曜の押し安値4168.69 |
| その下 | 4146〜4150 | 先週のレンジの上限(壁から支えに変わる候補) |
- 戻り売り:4207〜4227で、5分足の高値の切り下げを確認してから。日足の流れ(下向き)に沿った売りです。
- 押し目買い:4時間足が上向きに変わったので、押し目買いの形にもなっています。フィボは4130.05 → 4207.66で、50%が4168.9、61.8%が4159.7。金曜の押しは4168.69で、また50%で止まりました。ただ日足はまだ下向きなので、買うなら小さめのロットにします。
- どちらの方向に入る場合も、損切りは「誰にでも見える高値・安値」の少し外側に置きます。
まとめ:今週の金価格
- 金曜に4130→4207と約77ドル急反発。米長期金利の低下とドル高の一服が理由
- 週足は長い下ヒゲの陽線。ただ高値の切り下げはまだ続いている
- 4時間足は上向きに変わりかけ、日足は下降トレンドの中の戻り
- 戻り売りの本命は4207〜4227、支えは4168〜4175
- 日足の終値が4278を超えれば、下降トレンドは終わり
※本記事は個人の相場観と検証の記録であり、投資勧誘を目的とするものではありません。
出典
- Gold Price Forecast: Gold Rebounds Above US$4,200(Mitrade)
- Gold Fund Gains 1.6% as Treasury Yields Ease(Rio Times)
- 価格データ:MT5 XAUUSD 5分足・1分足(2026年7月22日〜10月12日)