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秋の東京開催を告げるG2、毎日王冠(東京芝1800m・17頭)。天皇賞秋やマイルCSへ向かう古馬と、春のクラシックを戦った3歳馬がぶつかる一戦です。
結論から書きます。
- ◎2 リアライズシリウス:皐月賞2着。同じ東京芝1800mの共同通信杯を勝っています。過去16年で7勝の3歳馬で、斤量55kgも有利です。
- ○4 サトノシャイニング:昨年の毎日王冠3着。前走の中京記念も3着と、大崩れがありません。
- ▲6 ライヒスアドラー:皐月賞3着の3歳馬。前走の佐渡Sは上がり32.7秒で快勝しました。
過去16年のデータ、今日の東京の馬場、各馬の近走から、この結論に至った理由を順に説明します。
過去16年の傾向
JRA-VANのデータで、2010〜2025年の毎日王冠を集計しました。
| 項目 | 成績 | 読み方 |
|---|
| 1番人気 | 16頭で10勝、3着以内12回、単勝回収率175% | 信頼度はかなり高い |
| 2番人気 | 16頭で0勝、3着以内5回 | 勝ち切れない |
| 3歳馬 | 27頭で7勝、複勝率44%、単勝回収率170% | 斤量55kgの3歳が有利 |
| 7歳以上 | 29頭で0勝、3着以内2回 | 割引き |
| 上がり3位以内 | 3着以内48頭のうち25頭 | 終いの速さが必要 |
| 上がり6位以下 | 111頭で3勝、複勝率14% | 末脚がない馬は苦しい |
ポイントは3つです。
- 1番人気がよく勝つ。 16年で10勝で、3着を外したのは4回だけです。
- 3歳馬が強い。 古馬より2〜3kg軽い斤量で走れるのが大きく、出走頭数は少なくても7勝を挙げています。
- 速い上がりが必要。 東京の長い直線で、上がり3位以内の馬が3着以内の半分以上を占めています。
今日の東京の馬場
今日の東京は芝が良馬場です。午前の芝2レースは、好位から中団につけて上がりの速い馬が勝ちました。
| R | 1着(人気・4角の位置・上がり) | 2着 | 3着 |
|---|
| 1R 芝1800 2歳新馬 | ダノンダックス(1人気・6番手・33.7) | イニシャルポイント(5人気・2番手) | コンフィアル(4人気・9番手) |
| 2R 芝 | ピクシーブラスト(1人気・2番手・34.5) | ヨドノプレミアム(2人気・3番手) | クリガーレ(10人気・5番手) |
| 3R ダート | ヴェントセラーレ(4人気・13番手・36.6) | ドーリック(7人気・3番手) | エコロゴッド(8人気・9番手) |
- 芝は好位〜中団で、上がりの速い馬。 1Rは毎日王冠と同じ芝1800mで、4角6番手の1番人気が上がり33.7秒で差し切りました。逃げた2番人気の馬は4着です。
- 芝の人気馬は信頼できる。 芝の2レースは1番人気が連勝しました。
- ダートの3Rは4角13番手からの差しが決まり、1番人気は12着でした。
昨日の東京は、逃げ・先行馬が多く勝つ一日でした。今日は前すぎず後ろすぎず、終いが速い馬が勝つ流れです。毎日王冠でも「好位から上がりを使える馬」を重視します。
有力馬の分析
単勝オッズは13時20分ごろのものです。
◎2 リアライズシリウス(3歳・津村明秀・単勝2.9倍)
- 近走:日本ダービー7着(2番人気)、皐月賞2着(4番人気)、共同通信杯1着(2番人気)
- 同じ東京芝1800mの共同通信杯を勝っています。ダービーは2400mで逃げて7着でしたが、1800mへの短縮はプラスです。
- 過去16年で7勝の3歳馬で、斤量は古馬より2kg軽い55kgです。
- 津村騎手は、人気以上の着順に持ってくる力を示す「着順偏差値」(東京・京都、2023年以降)が59.9と高い騎手です。
○4 サトノシャイニング(4歳・西村淳也・5.1倍)
- 近走:中京記念3着(1番人気)、昨年の毎日王冠3着(1番人気)、日本ダービー4着
- 大きく崩れたのは皐月賞の5着くらいで、安定感はメンバー随一です。
- 過去走の指数も、近3走平均92.7とメンバー上位です。
▲6 ライヒスアドラー(3歳・佐々木大輔・5.4倍)
- 近走:佐渡S(3勝クラス)1着、日本ダービー8着、皐月賞3着(9番人気)
- 東京芝1800mの東京スポーツ杯2歳Sで3着があります。前走は上がり32.7秒の切れ味でした。
- 直線勝負の差し馬で、今日の馬場に合います。ただ佐々木騎手は着順偏差値が35.1と低く、ここが不安材料です。
△1 セイウンハーデス(7歳・幸英明・10.3倍)
- 近走:安田記念4着(6番人気)、大阪杯5着(9番人気)
- 過去走の指数はメンバー最上位(近3走平均95.7)です。
- ただし7歳以上は過去16年で0勝です。中山記念では1番人気で12着に崩れています。
△16 アドマイヤクワッズ(3歳・坂井瑠星・13.0倍)
- 近走:NHKマイルC3着、朝日杯FS3着、デイリー杯2歳S1着
- マイルの重賞で実績を残してきた3歳馬です。皐月賞(2000m)は15着だったので、1800mが鍵になります。
穴9 ドラゴンブースト(4歳・丹内祐次・24.1倍)
- 近走:安田記念8着(13番人気)、マイラーズC2着(9番人気)、大阪城S1着(7番人気)
- 人気以上の着順が続いていて、過去走の指数はメンバー2位です。オッズとの釣り合いでは、いちばん妙味がある馬です。
穴10 エルトンバローズ(6歳・松若風馬・27.5倍)
- 2023年の毎日王冠の勝ち馬で、2024年も3着です。
- 近走はしらさぎS1着(7番人気)、関屋記念5着と、まだ力は残っています。
評価を下げた馬と消し
評価を下げた人気馬
- 14 レイニング(ルメール・11.1倍):3勝クラスを勝ち上がり、前走の関越S(OP)は4着でした。重賞は今回が初めてで、過去走の指数も中位です。ルメール騎手で人気になっていますが、印は回しませんでした。
- 13 ホウオウビスケッツ(22.8倍):過去2年は続けて2着でした。ただ近5走は札幌記念10着、金鯱賞12着など、すべて着外です。逃げ馬なので、上がり勝負になりやすい今日の馬場では苦しいと見ます。
消し
独自の「消し馬ロジック」(単勝50倍以上で、危険フラグが2つ以上)に当てはまるのは次の2頭です。危険フラグは、前走大敗・7歳以上・半年以上の休み明けなどの条件です。
- 7 ロングラン(8歳):前走の安田記念は17着
- 8 ビーアストニッシド(7歳):前走の朱鷺Sは18着
この基準に当てはまる馬が5着以内に来た割合は、過去のデータで1割未満です。
最終の印と馬券の考え方
| 印 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 単勝 |
|---|
| ◎ | 2 | リアライズシリウス | 津村明秀 | 2.9 |
| ○ | 4 | サトノシャイニング | 西村淳也 | 5.1 |
| ▲ | 6 | ライヒスアドラー | 佐々木大輔 | 5.4 |
| △ | 1 | セイウンハーデス | 幸英明 | 10.3 |
| △ | 16 | アドマイヤクワッズ | 坂井瑠星 | 13.0 |
| 穴 | 9 | ドラゴンブースト | 丹内祐次 | 24.1 |
| 穴 | 10 | エルトンバローズ | 松若風馬 | 27.5 |
馬券の考え方
- ◎は単勝2.9倍で、単勝の妙味は薄めです。軸として使います。
- 馬連:◎から○・▲への2点が本線です。
- 3連複:◎○▲の3頭を軸に、△と穴の4頭へ流す形です。
- 人気薄の穴馬(ドラゴンブースト・エルトンバローズ)が3着内に入れば、配当が跳ねます。
※オッズは13時20分ごろのものです。過去の傾向や指数は参考であり、結果を保証するものではありません。馬券の購入は、直前のオッズと馬場を確認したうえでご自身の判断でお願い