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2026年 スプリンターズステークスを予想してみる

まなび
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9月27日(日)、中山競馬場でいよいよ第60回スプリンターズステークスが行われる。芝1200mの短距離GI、いわゆる”電撃の6ハロン”だ。

今年は前年覇者のウインカーネリアン、重賞を3連勝中のフリッカージャブ、そしてオークス以来のレースとなる桜花賞馬スターアニスが出走予定と、実力馬が顔を揃える1戦になった。

年別結果(2021〜2025年)

年1着人気馬番脘質2着人気馬番脘質3着人気馬番脘質
2021ピクシーナイト3人気4番先行レシステンシア2人気12番先行シヴァージ10人気1番先行
2022ジャンダルム8人気2番先行ウインマーベル7人気7番差しナランフレグ5人気6番追込
2023ママコチャ3人気6番先行マッドクール6人気10番先行ナムラクレア1人気1番差し
2024ルガル9人気13番先行トウシンマカオ5人気2番差しナムラクレア4人気5番追込
2025ウインカーネリアン11人気16番先行ジューンブレア7人気13番逃げナムラクレア2人気6番差し

ナムラクレアは2023〜2025年の3年連続で複勝圈内(3着以内)に入っています。

配当一覧(単勝~3連単)

年単勝複勝(1着)複勝(2着)複勝(3着)枠連馬連馬単3連複3連単
2021530円200円160円770円700円890円1,910円9,050円38,610円
20222,030円470円510円560円3,430円15,340円36,640円50,590円468,950円
2023490円180円320円140円770円3,260円5,190円2,310円17,140円
20242,850円720円370円300円3,370円15,840円39,400円36,810円299,070円
20255,000円1,250円540円210円3,150円60,830円119,920円116,720円1,301,150円

※100円購入あたりの金額。人気の低い馬(1着が6、7、9、11人気)が上位に飛び込む年が多、3連単は2025年に130万円を超えました。

直近5年の傾向

先行有利が鮮明: 2021〜2025年の1着馬は全て「先行」脚質。芝1200mという短い距離では、前方位置を確保した馬が最後まで勢いを保ちやすいことが数字に現れています。一方で差し・追込馬は2、3着までは飛び込むものの、先行馬を差し切って勝つのは容易ではありません。

人気の盲点が多発: 1着馬の人気は3、8、3、9、11人気と、上位人気での決着は2023年のママコチャ(3人気)のみ。残り4年は中・低人気馬が制しており、単回配当は平均2,180円と高水準で推移しています。

荒れ幅の拡大: 3連単の配当は2021年の3亇8,610円から2025年には130万1,150円まで拡大。年を追うごとに荒れる傾向が強まっており、単一の人気順位だけでは読み切れないレースです。

安定のナムラクレア: 2023年3着、2024年3着、2025年3着と、3年連続で複勝圈入り。先行一辺倒の項目でも差し脘質で安定した実績を残す例外的な存在です。

2026年 出馬表(9/27 中山11R)

枠馬番馬名性別年齢斤量騎手調教師前走
11レッドモンレーヴ牡758.0酒井学蟑名正義セントウルS 16着
12アイサンサン牝456.0幸英明橋田宜長ヴィクトリアM 13着
23ママコチャ牝756.0武豊池江泰寿セントウルS 3着
24ジューンブレア牝556.0坂井瑠星武英智高松宮記念 17着
35サウンドモリアーナ牝456.0吉田隼人武英智キーンランドC 1着
36ワールズエンド牡558.0津村明秀池添学安田記念 2着
47ペアポルックス牡558.0岩田康誠梅田智之高松宮記念 10着
48エーティーマクフィ牡758.0富田暁武英智キーンランドC 4着
59スターアニス牝354.0ルメール高野友和オークス 12着
510レイピア牡458.0横山武史中竹和也CBC賞 2着
611ルガル牡658.0鮫島克駿杉山晴紀QEⅡジュビリーS 8着
612ブラックチャリス牝354.0浜中俊武幸四郎UHB賞 6着
713パンジャタワー牡458.0松山弘平橋口慎介キーンランドC 2着
714ウインカーネリアン牡958.0三浦皇成鹿戸雄一キーンランドC 3着
815フリッカージャブ牡458.0西村淳也西園翔太セントウルS 1着
816ピューロマジック牝556.0岩田望来安田翔伍セントウルS 2着

注目馬考察:スターアニス

阪神JFと桜花賞でG1を2勝した実力はメンバー上位です。ただし過去のスプリンターズSのデータと今の中山の馬場傾向には合わず、「能力は上位、条件は逆風」の1頭と見ます。

日付レース距離着順人気4角上り3F
2025/6/29新馬(小倉)12005着3人気6番手34.5
2025/7/12未勝利(小倉)12001着4人気4番手34.7
2025/8/31中京2歳S(G3)14002着1人気6番手34.3
2025/12/14阪神JF(G1)16001着2人気7番手34.5
2026/4/12桜花賞(G1)16001着1人気9番手33.7
2026/5/24オークス(G1)240012着1人気10番手34.3

※初版の戦績表は着順と人気の読み取りに誤りがあったため修正しました(正:阪神JF 1着、中京2歳S 2着、新馬5着、未勝利1着)。

追い風

  • 地力:G1を2勝。桜花賞の上がり3F 33.7秒は今回のメンバーでも屈指です。
  • 斤量:3歳牝馬は54kgで、古馬の牡馬(58kg)より4kg軽く出られます。
  • 鞍上:ルメール騎手はスプリンターズSで7戦2勝・2着1回・3着1回。2019年タワーオブロンドン、2020年グランアレグリアで勝っています。
  • 調教:最終追い切りは9/23の栗東坂路で4F 54.2秒・終い1F 11.8秒。ラップが後半ほど速くなる加速型で、仕上がりは良好です(ただし調教タイムと着順の相関はほぼなかったため参考程度)。

逆風

  • 2400m→1200mの大幅短縮:過去20年で前走1700m以上から出走した3頭は全て4着以下。オークスから直行した2019年ノーワンは8着でした。
  • 3歳馬の臨戦過程:2006〜2025年に3着以内に入った3歳馬7頭は、全て前走が夏の1200m重賞(セントウルS・キーンランドC・北九州記念)でした。
  • 3歳牝馬:同期間で16頭出走して3着以内は3頭(18.8%)。勝ったのは2007年アストンマーチャンだけです。
  • 脚質と馬場:全6戦で4角6〜10番手の差し。今開催の中山芝1200m(8レース)は勝ち馬8頭すべてが4角3番手以内の逃げ・先行で、後方の馬は35頭中3着以内ゼロ、中団も勝ちがありません。

結論

桜花賞馬、G1からの休み明け直行、ルメール騎乗という点は、2020年に勝ったグランアレグリアと重なります。違いは臨戦過程で、グランアレグリアは古馬相手の安田記念(1600m)からの参戦でした。スターアニスは3歳限定の2400mからの大幅短縮で、1200mの速いペースに初めて対応できるかが未知数です。

前に行けない差し脚質が、前残りの今の中山で届くかが最大の焦点です。過去データに沿うなら、1着固定より2・3着の押さえに回す扱いが妥当です。

過去10年の傾向を踏まえた注目馬5頭

過去10年(2016〜2025年)のスプリンターズSで好走率に差が出た4つの条件で全馬を採点し、上位5頭を選びました。

条件過去10年の複勝率加点
年齢4歳 33% / 5歳 21% / 6歳以上 10%前後4歳+2、5歳+1、6歳以上-1
前走着順1着 31% / 2〜5着 20%前後 / 6着以下 9%1着+2、2〜5着+1、6着以下-1
前走レース安田記念 43% / CBC賞・高松宮記念 50%前後+1(2400mからは-2)
位置取り(近5走の4角)前方 29% / 中団 20% / 後方 7%前方+2、中団+0.5、後方-1
順位馬番馬名年齢騎手前走近5走の4角点
115フリッカージャブ4西村淳也セントウルS 1着(1人気)前方(13%)6.0
25サウンドモリアーナ4吉田隼人キーンランドC 1着(5人気)前方(11%)6.0
36ワールズエンド5津村明秀安田記念 2着(7人気)前方(10%)5.0
413パンジャタワー4松山弘平キーンランドC 2着(1人気)前方(19%)5.0
510レイピア4横山武史CBC賞 2着(2人気)中団(44%)4.5

※近5走の4角は「4角の通過順÷出走頭数」の平均。小さいほど前にいたことを示します。

5頭とも前走で2着以内に入った4・5歳馬です。レイピア以外の4頭は普段4角で前にいるタイプで、勝ち馬8頭全てが逃げ・先行だった今開催の中山芝1200mとも合います。

外れた有力馬:2024年の勝ち馬ルガルは6歳と前走海外G1 8着で点が伸びず(0点)。昨年の勝ち馬ウインカーネリアンは9歳(2点)、スターアニスは2400mからの転戦(-2.5点)です。ルガルは先行力と実績があるので、穴の押さえには入れたい一頭です。

※過去10年(160頭)の小さなサンプルから作った傾向です。馬券購入を保証・推奨するものではありません。

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